自宅庭にプライベートドッグランを作る費用と作る理由について
室内犬を飼ってるけど部屋は狭し外ではリードし。。思いっきり走らせてあげたいなぁ……
愛犬との素敵な時間を過ごすために、自宅の庭にドッグランを作ってみませんか?
愛犬が健康で幸せな生活を送るためには、十分な運動は欠かせません。
僕も犬を飼ってから分かりましたが、「小型犬だからリビングにいるだけで運動になる」というのは古い考えだそうです。
人間同様、運動不足は肥満や健康問題の原因になるため、適度な運動は愛犬の健康維持のためにも大切です。
最新の犬のついての基礎知識はこの一冊で勉強しました。
愛犬に広々としたスペースを提供し、犬が本来もつ本能のまま自由に駆け回ることができるドッグランは犬にとって理想的な場所です。
また屋内では体験できない「匂い」「気温」「音」といった刺激は愛犬の社会性を身につけることにも役立ちます。
でもドッグランって作るのに凄くお金がかかりそう……
この記事では、自宅の庭にドッグランを作るためにかかった費用と概要をご紹介します。
費用をきちんと把握して、予算を立てることで夢のプライベートドッグランは実現可能です。
わが家は切り詰めて92万円(税抜)で作りました。
この記事がプライベートドッグランを検討されている方のご参考になれば幸いです。
自宅の庭にドッグランを作るメリットとは?
そもそもなぜドッグランに行かず自宅にドッグランを作るの?
理由はズバリこの2つ!
ドッグランに行く準備って地味に大変じゃないですか?
クレート、フード、足ふき、リード、首輪やハーネス、水などなど、忘れ物がないように支度するのって結構時間かかります。
途中で忘れ物に気付いて引き返すことも。
自宅にドッグランがあれば支度の必要なし!必要なものはすぐ家に取りに行けます。
一般のドッグランだと移動にクレートを使うと思いますが、思いっきり遊んで汚れたまま入るのでクレート掃除するのも地味に大変です。
プライベートドッグランならクレート掃除の必要もなくなるので大変快適です。
一般的なドッグランのデメリット
一般的なドッグランでももちろん運動不足解消や社会性を身につけることはできます。
しかし、他のワンちゃんや飼い主さんとのトラブルが発生しやすいというデメリットもあります。
いろいろな飼い主さんやワンちゃんが出入りするドッグランは注意が必要です。悲惨な事故の事例もあります。
プライベートドッグランがあれば、他のワンちゃんや飼い主さんに気にすることなく安全に遊ばせることができます。
愛犬も飼い主もストレスフリーになれる環境、それがプライベートドッグランです。
次は、自宅の庭にドッグランを作るためにかかった費用について詳しく見ていきましょう。
ドッグランを作るためにかかった費用
つづいてはプライベートドッグラン製作にかかった基本的な費用について、わが家を例にしてご説明します。
最低限で十分だったので設備はシンプルです。
メインフェンス:ウッドフェンスの概要
まず最も重要で一番お金がかかったフェンスの設置です。
愛犬が外に飛び出さないことはもちろんですが、外から車や自転車がこないよう安全に配慮して設置します。
フェンスの種類や材料によって費用は異なりますが、わが家は極力コストを抑えるためにアルミの支柱に杉板を直貼りというシンプルな作りにしました。
ウッドフェンスの高さは175cm、杉板と杉板の隙間は2.4cmです。人通りの多い道路に面しているため、高めに設定しました。
防犯とプライバシーの両立に悩みに悩みました。
ざっくりとして内訳ですが、杉板代が約21万、アルミ柱が約21万、土台のブロック代が約15万でした。
出入り口:アメリカンフェンスの概要
出入り口は既製品のアメリカンフェンスです。
シンプルな見た目で比較的お手頃。
全て杉板で囲むことも考えましたが閉鎖感が強すぎると思い、抜け感のあるアメリカンフェンスに。
開け閉めも簡単なので使い勝手いいです。
内訳はアメリカフェンスが約4万円、その他のパーツと取り付け費用が約1万円でした。
土地整備:転圧と防草シートの概要
次は土地の整備にかかった費用についてご説明します。
まず、荒れに荒れている庭の整備と水はけ改善のために「転圧」を行う必要があります。
転圧とは砂利を除いたり地面を平坦にしつつ、水の流れるよう勾配をつける作業です。
転圧を行わないと防草シートや人工芝といった各種シートを敷くことができません。
とてもDIYでできるとは思えなかったので防草シートを貼るところまでお願いしました。
転圧が終わったら防草シートを敷き詰めます。わが家はザバーン240Gを採用しました。
以前、別の場所にお手頃価格の防草シートを使ったことがあったんですが、スギナなどの協力な雑草は突き破ってきました。
そのため今回ははじめから評判のいいザバーン240Gにしました。
内訳ですが転圧が約50万円、ザバーン240Gが約7万円でした。
DIY:人工芝の概要
次は防草シートの上に敷く床材です。
愛犬が快適に遊べるよう、床材は安全で耐久性のある素材を選ぶ必要があります。
結論からいうとわが家では人工芝(リアリーターフ)を採用しました。
天然芝、ウッドチップなどの天然素材も悩みましたが、これらはメンテナンスが大変というデメリットがあります。
その点、人工芝は一度敷いてしまえば管理することはないので、ズボラな我々は人工芝を採用しました。
通っていたドッグランも人工芝に切り替えていたので管理はとても大変なんだな、と。
リアリーターフは専用のピンを含めて約21万円でした。
頑張って自分で敷きつめましたので、その様子も記事にいたします。
まとめ:プライベートドッグランは最高!
以上がわが家のプライベートドッグランの概要と設置にかかった費用です。
お金はかかりましたが一度作ってしまえば、末長く使えるので気になってる方は早めの設置がおすすめです。
愛犬Pが我を忘れて楽しそうに駆け回っている姿をみると本当に作ってよかったと思います。
おさらいですが、自宅の庭にドッグランを作るには、「フェンス」「整地」「防草シート」「床材」の4つ費用を考慮して予算を立てることが大切です。
この記事が庭にドッグランを作るうえで参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。