【検証】テレワークは運動不足になるのか?Apple Watchで調べてみました。
テレワークの普及
新型コロナウイルスによってテレワークが普及しています。
自宅で仕事ができるため感染予防になるうえに満員電車に乗らなくて良かったりと人によってはメリットが多いようです。
しかし自宅に籠るとつい動く機会が減ってしまうため運動不足が問題視されています。
ではテレワークによって運動量はどのぐらい減るのでしょうか。
実際に測って調べてみました。
被験者
- 30代男性
- デスクワーク(8時〜17時の8時間勤務)
PC作業がメインなので普段からあまり動きません。
テレワークになってもデスクワークには変わりないのですが、はたして変化があるのでしょうか。
検証方法
- 通常の仕事とテレワークを行った場合の2パターンのデータを採取。(仮想テレワークとして休日家から出ないで通常業務と同じ時間活動しました。)
- 業務終了する17時時点のデータを比較。
- データ採取にApple Watchのアクティビティアプリを使用。
簡単に言うと業務終了時のそれぞれのカロリー消費量などを比較します!
アクティビティデータを採取
Apple Watchにはアクティビティリングといって三つの要素があります。
- ムーブ(赤):基礎代謝とは異なるアクティブカロリー。
- エクササイズ(緑):早歩き以上の運動を計測。
- スタンド(青):1時間あたり1分以上体を動かした回数。
リングが進めば進むほど運動したことになります。
1日でリングが完成すると良いとされています。
結果:テレワークは121kcal消費しなくなる。
まず普通に仕事をこなした場合のデータです。
次にテレワークした場合のデータです。
比較してみます。
明らかにリングが進んでいないことがわかります。
特にムーブリングとエクササイズの進みが悪いです。スタンドはそこまで大きく影響していません。
数字でみてみると
ムーブ:−121kcal
エクササイズ:−13分
スタンド:−3時間
全てに置いてダウン。ムーブは100kcal以上も消費が少なくなることがわかりました。数字でみるとスタンドもかなり下がっていることがわかります。エクササイズは3分しか動いていません笑。
100kcalを消費するために
テレワークの場合、普段と同じカロリーを消費するためには自分の場合100kcal相当の運動が必要なことがわかりました。
では100kcal消費するにはどんな運動が必要なのでしょうか?調べてみました。
100kcalを消費するために必要な運動
- 30分程度の散歩
- 20分程度のサイクリング
- 10分間のジョギング
これらの運動を通勤時間がなくなった時間にあてて意識的に取り込むことが健康維持に繋がるかもしれません。
もちろんテレワークをすることによって必ず100kcal減るわけではありませんが上手に運動を取り入れてテレワークを活用していきましょう!