【ルームツアー】建築設計事務所で建てた白い家 二階編【WEB内覧会】


ルームツアー後編、二階編です!
一階編はこちらからどうぞ。
苦労して塗った漆喰DIYトイレ

階段を上がって出迎えるのはわが家唯一のトイレです。
- 手洗い容器:cielo(チエロ)
- トイレ:TOTO GG1
- 壁:漆喰(DIY)
- 床:クッションシート
- 広さ:1帖
おしゃれなタンクレスタイプは金額的理由で早々に諦め、TOTOのタンクレス”風”なGG1にしました。
特に不便はないですし、意外と見た目もシンプルで気に入っています。

ネオレストRH(タンクレス)との価格差は約10万円でした・・・

壁は夫婦で漆喰を塗りました。
トイレやトイレットペーパーホルダーが取り付けられると一気に難易度が上がるので挑戦するなら絶対取り付け前がよいです。

あとでわかりましたがプロに頼んでもあまり金額的大差なかったです。

手洗いボウルはイタリアのメーカー、cielo(チエロ)。なかなか好みなものがなくて探しに探した一品です。

手洗いボウルの下は造作棚に。
トイレットペーパーを二段重ねても入ります。

トイレに窓をつけるかつけないか悩みましたが、うちはつけました。

換気扇があるので”換気のため”としては必要ありませんが、差し込む日差しが気持ちよく、窓から見える景色にも癒されます。

これは住んでからじわじわと感じてます。
ソファー二つ置ける広々二階リビング

次は家のなかでもっとも長い時間いるリビングです。
- 壁:漆喰
- 床:オーク無垢
- シーリングファン:HERMOSA(ハモサ)
- 広さ:13.3帖
黄色、グレーのアイテムを中心の家具を集めたので、おのずと北欧よりなコーディネートに。


ラグはお手頃なのにデザインもよく高品質なdinos(ディノス)のモロッカンシャギーラグ。

アパート時代から数えてこれまでラグは三枚買ったことがありますが一番よかったです。

そこにアメリカンなACME Furniture(アクメファニチャー)のソファーをふたつ同居。
リビングの広さは13.3帖と少し広めにしたので、ソファーをふたつ置いても余裕があります。


北欧とアメリカンですが「品質とデザインがしっかりしたアイテムなら同居させてもケンカしない」という馴染みの家具屋さんからのアドバイスを参考にしました。

ファブリックフロアで犬の健康を守る
モロッカンシャギーラグは人間はふかふかで気持ちがいいのですが犬の場合、走り回ったとき爪がひっかかって危険です。

Pを飼い始めてからは、犬の安全を考えてモロッカンシャギーラグからファブリックフロアに変えました。

汚れても部分的に取り外して洗えるし、肌触りもいいし、ごみも絡みにくいのでオススメです。

使いやすいダイニングとスタディコーナー

お次はダイニングとスタディコーナー。リビングとキッチンの間にあります。
リビング同様、ダイニングも系統にとらわれず気に入った家具をそろえました。

- チェア(妻):a.depeche/DANIS SHORT ARM CHAIR
- チェア(らいふ):ACME Furniture/SIERRA CHAIR
- ペンダントライト:ヤコブソン/ヤコブソンランプ(φ440mm)
- ダイニングテーブル:オーダーメイド
- 広さ:5.3帖
オーダーメイドで作っていただいたヘリンボーンのダイニングテーブルは、わが家らしくてとても気に入っています。

ダイニングテーブルの後ろには床に合わせてオークで作った造作棚を配置。

散らかりやすいところには収納を広くとっておくと◎
横幅2.4m 奥行60cmある天板はスタディコーナーも兼ねています。

スタディコーナーの椅子にはシェルチェアのリプロダクトを使ってます。
来客用にも使えるし比較的お手頃価格なので重宝してます。

インターフォンしかないのに作ったスイッチニッチもダイニングに。

家の中央にあるため、どこからでもアクセスしやすいです。

室内窓と窓が繋がる間取りもお気に入り。

100万円以下で作った理想のキッチン

ダイニングのお隣はキッチン。
コンセプトは定食屋だった妻の実家です。
- キッチン:toolbox ステンレスフレームキッチン
- コンロ:リンナイ DELICA
- レンジフード:富士工業 Air Pro
- 食洗器:リンナイ RSW-F402C-SV
- 床:クッションフロア
- 広さ:5.3帖
機能美と利便性を追求
キッチンは様々な種類の素材が販売されていますが、わが家はステンレス製を採用しました。
ステンレスは傷が付きやすく、よく言えば経年変化を楽しめる素材です。

とくにヘアライン仕上げの場合は傷がとても目立ちます。

こちらに三年使った変化をまとめました。

toolboxのステンレスフレームキッチンはシンプルな見た目とお手頃な価格が採用の決め手。
キッチン本体が安くすんだので、コンロ、レンジフード、食洗器はグレードの高いモデルを採用することができました。


そんな住宅設備、とくに食洗器は最高です。
食器洗いから解放されて時間に余裕がうまれました。

わが家の住宅設備を選ぶ基準は「毎日を豪華ではなく便利に」
いかに日々が楽になることを心掛けて選びました。




住宅設備ばかり語りましたが、こちらがキッチンの全貌です。

床はクッションフロアを採用しました。

汚しても簡単に拭き取れるので衛生的にも精神衛生的にも良いです。
キッチンと造作棚までの距離は1mあり、二人で料理してもゆとりがあります。
「広い作業スペース」
「汚れに強く掃除も楽な床」
「ハイスペックな設備」
と、定食屋さんだった妻の実家の経験が上手く反映された自慢のキッチンです。
趣味を詰め込んだ屋根裏部屋

最後は秘密基地、屋根裏部屋です。
- 壁、床:OSB合板
- 天井高さ:1.4m以下
- 広さ:6帖
屋根裏部屋まではハシゴではなく階段に。
「ハシゴはそのうち絶対つかわなくなります!」
と設計士さんから力説されたので費用アップはしましたが、採用して正解でした。

ズボラは一つでもやらない理由があると、とたんに活用しなくなります(えっへん)

屋根裏部屋は建築基準法で天井高さ1.4m以下という制約があるので、正直かなり低いです。

油断していると梁に頭をぶつけます。

ただ、低い天井のおかげか“こもり感”はかなりうまれます。
横になりながら大好きなCD、レコード、マンガ、楽器に囲まれてるだけで幸せになれる空間です。


費用はかかりましたが、作ってよかったです。これぞ注文住宅の醍醐味。


設計建築事務所で作ったルームツアー完
以上が設計建築事務所で建てたわが家のルームツアーでした。
住んで五年経ちますが、まったく飽きることなく毎日楽しく暮らしています。


これもデザインポリシーが確立した設計建築事務所のなせる技なのかも。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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